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企画論「フォーカス(コンセプトを絞り込む)」


企画論「フォーカス(コンセプトを絞り込む)」 | six1ブログ

企画をしているときに、「ターゲットを明確にしたら?」とか「もっと対象を絞り込んだほうが良いのではないか」という話をすることがあります。

特に大手企業と比較して、資金や人材が限定的なベンチャー企業などは、マーケット全体を対象とするのではなく、その中から対象を絞り込んで、そこに戦力を集中するのは当然の戦略かもしれません。

ある意味、「みんなわかってるよ!」という戦略で、「何をいまさら何をいっているんだい、こいつは?」という声は重々わかります。(だって、大人ですし。)

でも、けっこう首を傾げるケースが多かったりするんですよ。

今回は、ちょっとそんなところを整理したいと思います。

絞り込みに失敗しているケース

● 絞り込むということが目的化している。
● 相対的に絞り込む。
● 専門性が低い領域に絞り込む。

それぞれを簡単に説明をしていきます。

● 絞り込むということが目的化している。

日本経営者を中心にランチェスター戦略が人気だからなのか、「絞り込めばヨシ!」という形で、絞り込むこと自体を目的としている人が多いように思います。

ランチェスター戦略
一つの特殊な分野に特化することで、そこまで手を回す余裕のない大企業の隙(ニッチ市場)を突いてのし上がれる。一般化して述べれば、弱者のとるべき戦略は差別化戦略で、敵より性能のよい武器を持ち、狭い戦場で、一対一で戦い、接近戦を行い、力を一点に集中させることである。(一部抜粋)

「手段が目的化する」という一般的なケースですよね。

絞り込むということはあくまで手段に他ならず、その結果として、対象領域で高い価値を提供できなければ意味がありません。

「まず絞り込め!」という戦略?は総じて正しいのですが、総じて正しいからこそ、そこはあまり考えず、「どう絞り込むか」の戦術論にフォーカスすることが得策です。

● 相対的に絞り込む。

絞り込むときに、多くの場合、競合他社と比較して対象の絞り込みを行います。

社長「大手のA社は全体的にカバーしているので、我が社はこの領域にしぼりこんじゃうぞ!」
部長「さすがですね。社長。」

うん。全然悪くないのですが、大手A社と比較して「相対的に小さい」ということが競争力にはなりません。重要なことは、絞り込んだ対象で魅力的な価値を提供できるかです。

例えば、ケーキ屋さんがあるとします。比較的種類が沢山あるケーキ屋さんA。それに対して、ケーキ屋さんBは、対象を絞り込むことを考えます。

「ショートケーキ専門店にしよう!」

いやいや悪く無いです。人気商品で一定のマーケットは存在しますし、材料の仕入れも限定的ですみます。(チョコレートとか栗とか買わなくていいですしね。個人的にはシュークリームが好きです。)

でも、「A社と比較して絞り込んだ」ということが人気の要因にはなりません顧客が魅力に感じる内容か、否かです。

もし魅力的に感じ無いならば「ショートケーキとシュークリーム」という形で商材を増やしたいところですが、企画的にいえば、もう一段絞り込むほうが良い場合が多いです。ケーキでいうならば「有機栽培のイチゴのみのショートケーキ」とかですね。

実際のところ、私は全くケーキに興味がない男なんですが、企画に関しては、「価値が最大化するポイントまで絞り込む」ということが重要です。

すごく単純にいうと、絞り込んでみて「魅力的じゃないなー」と思ったら、もっと一段限定的にしてしまうのが鉄則です。

● 専門性が低い領域に絞り込む。

絞り込むためには、その狭い領域での専門性や付加価値が求められます。もちろん後付でついてくる内容ではあるのですが、専門性が著しく欠けている、もしくは専門性の高い競合がいる領域は、対象を絞り込んだとしても価値提供を行うことができません。

自分自身の専門領域でかつ、価値を最大化できるポイントを模索する必要があります。

「◯◯に絞り込もう!」っていっても、そこ全然知らないじゃん。っていうのは、よくありがちな話ですが一方で、たいそう危険な話でもあります。

あらためて、整理をすると。。。

絞り込みに失敗しているケース

● 絞り込むということが目的化している。
● 相対的に絞り込む。
● 専門性が低い領域に絞り込む。

「企画を考える際に、対象を限定して、高い付加価値を提供する」というのは非常にポピュラーな方法だと思います。ですが、現実的な作業として、『 「対象を限定する」= 絞り込む 』ということにのみ、目が行きがちで、絞り込んでるけど、全然つまらなそうじゃん。それ。というのはよくある話です。

まずは、それ価値があるフォーカスなのか、是非、一度考えてみてください。

※ 企画論シリーズ

○ 企画論「失敗の類型」
○ 企画論「語られるべき物語」

 企画論「物語としての企画書」
○ 企画論「量は質に転化する」
○ 企画論「思考の総量」
企画論 「バカって言われたい」

 

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ビジネス , マーケティング

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Written by 福田 智洋

1974年 群馬県高崎市生まれ。 明治大学法学部卒業。 杉並区阿佐谷在住(20年目)。群馬県高崎市出身。 大学卒業後、エン・ジャパンの創業メンバーの一人として勤務し、入社以来インターネットのサイト企画・事業企画責任者を歴任。2013年4月、シックスワン株式会社を創業。 https://twitter.com/tomohirof

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