はてなメソッドから学んだ5つのポイント
●はじめての「一分間ピッチ」
先日、はてな近藤さんが講演される、スタートアップ企業を対象にしたイベントに参加しました。
全く見ず知らずの70名もの前で、自分のアイデアをプレゼンするという、「1分間ピッチ」に初挑戦したので、学んだことをシェアしたいと思います。
*動画は、イベントの最後の近藤さんの講演。素晴らしい内容でした。
●ピッチには勇気が必要
普段の私は、こうした場所で自ら手をあげて自分の意見をいう事はしないタイプです。どちらかというと、何かをやりたい人の力になるというポジションにあります。
僕はそっちの方が得意だと思ってるし、そういう立場を選んできたので、この「1分間ピッチ」は、結構なチャレンジだったわけです。
(実際、一度プレゼン側にならんだのですが、「やっぱりやめよう」って席に戻ったりしましたし)
そんな私が、弱気になりながらも、なんとか勇気を出して、ピッチしてみたわけです。
やってみて思ったのは、僕がいつもヘルプをしてる「企画者」や「プロデューサー」って大変なストレスにさらされてるんだなー、という事でした。アイデアって壊れやすいし、ディスカッションの空気もあやふや。自分のアイデアをプレゼンするのは、ほんとおっかないんだなって事でした。
明日からの私の協力の仕方もちょっとは変わるというものです。そんな意味でもやってよかったです。立場が変わると見えてくる世界が変わってきますね。
このワークの進行は以下に詳しくあるので、そちらを見ていただきたいですが、
まさに起業のプロセスを体験できるStartup Weekendの優れたフォーマット
機会があればサービスは生まれる はてなの近藤さんから学んだこと #suws
ワークをやってみて強く思ったのは、以下でした。
●はてなメソッドから学んだ5つのポイント
1)アイデアって語れば語るほど磨かれる、広がる
2)デザインと言葉があるとアイデアは広がる、強くなる
3)一人より二人、二人より三人の方が強い。
4)一人で考える。議論する。一人で考える。議論する。というリズムが良い
5)最終的な成果物を決めてから議論とかするのがよい
特に、3)は強く感じました。自分のアイデアに賛同してくれる方がいないとチームができず、とっても悲しい気持ちで会に参加することになるのです。なので、「あなたのアイデアに参加します!」と言ってくれた方がいた時は本当に抱きつきたくなるくらいうれしかった。
「ああ、起業された方って求人に応募があるとこんなにうれしいんだろうな」って思いました。長谷部さん、ありがとうございました!
ワークが始まると、この方に対して、「このグループでのワークが上手くいかなかったら、せっかく僕のアイデアに力を貸してくれてるのに本当に申し訳ないな。せっかくの時間を無駄にしてしまうな」なんて弱気になったのも良い経験でした。
プレゼン時よりもアイデアをまとめてる時の方が、胃が痛かったです。だから、最後のプレゼンをして、「はてな賞」をもらえた時は、「よかった--」って思いました。みんなの時間を無駄にしなかった、と。チーム全員にTシャツいただけるそうだし。
あと、自分一人で考えていたアイデア(というほどのものでもないのですが)が、チームでの議論を通じて、「あれ?これ本当に良いものなんじゃね?」って思えるようになってきたのも良い経験でした。あれは、初めての体験だった。不安がどんどんワクワクになっていくというか。あの内的な変化の体験は得難いものだと思っています。青木さん、ありがとうございます。
あと、途中から参加してくださった方に、深沢さんというデザイナーの方がいるのですが、チームにデザイナーの方が参加するとこうまで、議論が活性化し、アイデアが目に見えるようになるのか?!と眼から鱗でした。深沢さん!本当に感謝です。
●まとめ「批判する眼と作ろうとする手と」
普段、私は、常に批評する眼で結構いろいろなものを厳しくみてるのだと思います。でも、作ろうとする手にとって、その眼は手を動かせなくしてしまう。
じゃあ、批評のまなざしの目線をさげずにするにはどうしたらいいのか?それは、それでもやるという勇気と、どうしても何かを成し遂げたいという「志」なんだろうな、と思いました。
こんな機会をくださった企画運営のみなさん、そしてはてなの近藤さん、長山さん、はてなの皆さん、ありがとうございました!
そういえば、たまたま、コの日は、午前に所属する会社のイベントで、社長賞という発表があったのですが、その場で、賞を取られた方が、こんなコメントしていました。
●エライ人の順番。
1,挑戦して、成功する人。
2,挑戦して、失敗する人。
3,挑戦する人を応援する人。
4,何もしない人。
5,挑戦する人を否定する人。
普段だったら、やらない事を、こんな言葉に背中を押されて、チャレンジできたのかもしれません。この言葉を教えてくれた方にも。ありがとうございました!
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