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「広告論」(私的)広告ベスト5+2


「広告論」(私的)広告ベスト5+2 | six1ブログ毎週楽しみにしてる「運命の人」を見てたら、素敵なTVCMに出逢いました。

同じあかりの下で、10年間、幸せな日々は続いていく(東芝 LED電球 CM 10年)

見終わった時に「広告っていいなー」って思ったので、個人的に好きな広告を集めてみました(やす)。

最初はベスト10にしようと思ったのですが、グラフィック素材やCM素材がなかったので、素材があるものから、ベスト5+1としました。元宣伝部長による私的広告ベスト5。クライアントの立場から「有効だっただろうなー」というものをピックアップしました!

5  恋は、遠い日の花火ではない。(サントリー)

これでも大学生くらいの時に流れていたCMだと思います。最初にみた瞬間に、「そうだよな。大人になったって恋するんだよな。そういう時のお酒は、ウイスキーだな。OLDだな」って思った記憶が。切なさを先取りしたような気持ちを覚えてます。

何十年かたって、私、今まさにそんな年なんですよね。リアルタイムでみていたら、もっと切ない気持になっていたのかなー。え、花火?遠い日とかじゃなくて、もうシケッテます。はい。

4 バザールでござーる(NEC)

これも、大学生くらいの時のNECのCMかなー。多分、今でも多くの方がこのコピーを見たら、頭の中で、「バザールでござ~る♪」というジングルが流れると思います。

放映から一体何年経ってるのでしょうか?それでも、記憶に残ってるというのは、強いコピーなんだと思います。

このコピーを作られた、佐藤雅彦さんは、他にも、湖池屋の「ポリンキー」、「ドンタコス」 や、サントリーの「モルツ」、といった「音とリズム」で記憶に残すコピーの名作を多数生み出しました。

CMに限らず、ピタゴラスイッチ、プレイステーションのゲームのI.Q、そして、国民的大ヒットとなった、「だんご3兄弟」でも有名。電通から現在は、東京芸術大学大学院映像研究科教授、慶應義塾大学環境情報学部特別招聘教授。こうした方を輩出してることを想うと、電通という企業の人材の厚みって、本当にすごいんだと思います。

佐藤さんが出てる本や雑誌はすべて購入していたなー。広告批評なくなったの残念。

3  買い物が、日本の力になる。(JCB)

確か第一弾は、「買い物は、世界を救う。」だったと思います。高橋是清の文章を引用した新聞広告だった。あれを見たとき、

「すげーど真ん中!競合他社の人嫌だろうなー」って思ったのですよね。

上は、最近のものなのですが、やっぱり、駅広告でみて、「このコピーをプレゼン受けた時、宣伝担当者嬉しかっただろうなー」と思いました。

カードって差別化難しいじゃないですか。だから、こういうど真ん中にズドーンと入るようなボールを投げてもらえるって、すごい勇気が出たことだと思うのですよね。

日本経済が大変な時期だったから、ということもあるのかもしれませんが、懐の深い、強い広告だと思います。

たまたまですが、本日、新しいCMがHPで公開されるようですぞ!後ほどチェックしましょう!

http://www.special.jcb.jp/

 

2 上を向いて歩こう(サントリー)

これは、昨年のCMですね。

震災の後、ニュースを見ては、いつも涙ぐんでました。

そんな中、このCMをみました。

「涙がこぼれないように上を向いて歩こう」という歌詞と裏腹に、涙がこぼれました

クリエイティブが持つ力って、すごい!って思いました。

すばらしすぎて、サントリーの宣伝部の皆さんに、少しだけ嫉妬したことも覚えています。

確か、佐々木宏さんがディレクションされていたと思いますが、佐々木さんの作りだすCMは、本当に力がある。

1  hungry?(日清

びっくりしたCMであり、コピーであり、最後に「くす」って笑った記憶を覚えています。

他の広告が、「自己実現」とか「なりたいアナタ」とかそうした記号の世界を提示してるのに対して、「hungry?」ですものね。それは目立ちますよね。

このコピーは、ずーっと使った方が良かったのではないかなー?と思います。途中で変わってしまったのが、残念です。宣伝部の方も悩んだ上でのご決断だったとは思いますが。

「コピーは短い方がいい」といいますが、その極致ともいえるコピーではないでしょうか?

「Stay hungry,stay foolish」

スティーブジョブスの言葉とも重なるのが面白い。

 

番外編1 転職は慎重に(エンジャパン)

自分が制作に携わったということもありまして(笑)。

ただ、5年以上前のCMになるのですが、構成とか絵の構図とか今みても素敵だなーと思っています。ポスターも美しかった。クリエーターのみなさんの力はすごいなーと改めて思います。

番外編2 公共広告機構 CM 『黒い絵』

他の企業広告と並べていいか悩んだので、最後に番外編にしたのですが、このCM大好きなのですよね。お酒飲んでみると、いつも何故か泣けるくらいに。

クリエイティブの源って、子どもの自由な心だと思うので、ちゃんとそこ育てていかないといけないですよね。

もしかしたら、大人になってもそうなのかもしれないのですが。

 

選定していくなかで、「ホンダのシティー」とか「おしりだって、洗ってほしい」とか「ソフトバンクの白戸家」だってそうだし、「サントリーのボス」とか「ガス、パッ、チョ」も捨てがたいし、それは、「ソニーのウオークマン」のCMだってあるし、、、となっていったのですが、時間区切って決めてみました!

 

(私的)広告ベスト5

5  恋は、遠い日の花火ではない。(サントリー)
4 バザールでござーる(NEC)
3 買い物が、日本の力になる。(JCB)
2 上を向いて歩こう(サントリー)
1  hungry?(日清)

 

以上です!いやーいろいろ見て、楽しかったー!

いいコピーやCMっていいですよね。

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カルチャー , クリエイティブ

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Written by 鈴木 康孝

エン・ジャパン株式会社設立時から、コミュニケーションやプロモーション領域を担当。ブランドコミュニケーション室長、プロモーション本部長を歴任し、現在はディレクター。横須賀生まれの阿佐ヶ谷在住。今年の目標は、お酒と上手に付き合う事(飲みすぎない)。尊敬する人、村上春樹さんと永井均先生。HUNTER×HUNTERの再開を何よりも楽しみにする39歳。

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