【レポート1】Tokyo Startup School1 ~ビットバレーから10数年~
今日、Tokyo Startup Schoolというイベントに参加してきました。今って、起業というよりスタートアップというのですよね。
【レポート2】Tokyo Startup School ~スタートアップが企業・サービスをメディアに取り上げてもらう方法~もアップしました。
イベント会場にいくと、コミコミです。皆さん若い!私最年長じゃないでしょうか?そして、なんか清潔感がある方が多い。頭の良さそうな方が沢山います。10年以上前のビットバレーとはちょっと違う感じです。なんていうかみんなクールな感じです。ビットバレーの方がギラギラしてた。あと、iPhoneをみてる方が多い。眼鏡の方が多いです。眼鏡の会社はスタートアップ企業をサポートするというプロモーションもあるかもしれません。
※ビットバレー
東京・渋谷のインターネット関連のベンチャー企業が集中する周辺地域を指す呼称。渋谷の地名から、(渋い:Bitter)と(谷:Valley)をかけて「Bit Valley」と命名されたもの。1999年2月に渋谷周辺のベンチャー企業の経営者らが発表した有能な起業家を輩出しようとする活動「ビットバレー構想」がきっかけとなり、渋谷がその拠点となっていた。
あの時も、こんな風に、名刺交換をしていた人達の中に、ライブドアの堀江さんとかがいました。確か。私もビットバレーの第一回のイベントから確か参加してました。あの時も、「世界が変わる、僕たちが変える」という期待があり、本当にわくわくした。そして、今起きてるソーシャル化も同じくらいの変化を起こすと思います。ネットビジネスが始まってまだ20年も経ってないのです。この場にいる人の中から、世界を変える人が出るかもしれません。5年後のトレンドを作るのは、ここにいる誰かなのかもしれません。
以下、メモを共有しておきますので、詳しく聞きたいことがありましたらご質問ください!(3つセッションがあったのですが、そのうちの2つを)
なお、聞きながらのメモなのでもし間違いがありましたら、教えてください!(参加された方)
●共同経営者を選ぶのが大事!
■ポイント
1)相性
2)価値感
3)スキルセット
4)コミットメント(フルタイム、出資)
相互補完されてることが本当に大事だそうです。
●ビジネスモデルの選択が大事!
1)トラクション(サービス上がりのきっかけ)を早くつかめるもの
- a)問題やニーズが顕在化してるもの(自分自身、ツイッター、2ch)
- b)ユーザーの利用頻度が高いもの
- c)既にはやっているサービスをまねてブラッシュアップ
2)ユーザー母数が大きいもの、市場が大きい、成長してるもの
3)ユーザー数、顧客数が大きくなると利益率が高くなるもの(収穫逓増)●資金調達は大事!その1
1)資金調達するつもりがあるのであれば、投資家とコミュニケーションを早めにとる。
2)薄価で株を渡すのは原則共同創業者(=フルタイムの役員)に。
3)エンジェル•シードステージのVCラウンドは、3000~7000万円前後の時価総額くらいに。VCによるセカンドラウンドは2-3億円の時価総額が一般的。5-10億円になることもある、そうです。●資金調達は大事!その2
1)ファイナンスの時期、価格、回数を自分でコントロールできた方がいい。
- a)資金が足りなくなったので、調達するのはよくない
- b)ユーザー顧客が既に存在する、投資家や事業会社を引きつけられると思う事業を行えていると高い株価で調達できるため、有利に調達できる
- c)黒字化していると調達の時期や回数をコントロールできる
2)1回のファイナンスで20-30%持ち分が希釈かすることを1つの目安とする
- a)3000万円資金を集めたいのであれば、会社の時価総額は1億円
- b)1億円資金を集めたいのであれば会社の時価総額は3億円
- c)ウエブサービスで黒字化までもっていこうとすると、自己資金プラス2000ー3000万円くらいは必要となる事が多い。
というレクチャーでした!
こうしたイベントに久しぶりに参加して思ったのは、いつの時代もこうして熱い人たちがいるってこと。以前と違い、会社をつくる人が増え、会社をつくるコストは下がった。人材の採用がしやすいので、起業家には有利ということでした。
ということで、もう1つの授業は明日掲載!
講師をしてくださった、インキュベイトファンドの本間さん、準備をしてくださった皆さん、ありがとうございました。凄い勉強になりました。
あと、料理がとっても美味しかったです。
ネットの力を、もっとビジネスに
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