「18歳からタバコをやめたことがない」野田首相にも伝えたい、禁煙マインドハック
たばこは18歳からやめたことがない―。9日の参院決算委員会で、野田佳彦首相が法律で禁じられている未成年喫煙を「告白」し、慌てて訂正するハプニングがあった(時事通信社)
首相もワルですね。
ということで、今日は、禁煙ネタです。
私も結構長い間、タバコを吸ってましたが、奥さんが、タバコが大嫌いという方だったので、数年前に「キッパリ」と止めました。
まあ、ヘビースモカーだった父が、肺がんになって、禁煙したことも大きい影響だったかも。「肺がんになっても俺はタバコを吸い続けるんだ。俺の人生だから」って豪語していた人が、本当に肺がんになったら、ソッコーでやめてましたからね。そのおかげか、父は今も元気です!
で、先日「英語のマインドブロックの外し方」を書いたときに、「あれ。これタバコも同じだったな」って思ったので書いておきます。
「人生脚本の書き換え」とでもいいましょうか。あるいは、「習慣というプログラムの修正」とでもいいましょうか?これ、結構いろいろな事に適応できる方法だと思っています。
●その行為が提供してるベネフィットを疑う
●その行為が無くなる事によって、失うものと得られるものを比較する
●その行為が無い状況に自分を適応させる
禁煙したいのにできない人って、3番目の適応に失敗してると思うのですが、その理由は、1番目と2番目を経過してないからだと思うのですよね。
さて。1つ1つ説明してみます。
●その行為が提供してるベネフィットを疑う
これは、タバコが提供してる価値を疑うということですね。私の場合は、
・リラックス
・喫煙ルームでのコミュニケーション(上司が吸ってたので)
・なんとなくクリエイティブな感じ
・夜酒を飲むときの自己演出
とかが1日250円(たしか、ラッキーストライクの値段)の対価でした。
●その行為が無くなる事によって、失うものと得られるものを比較する
タバコがなくなると、上がなくなります。一方で、得られるものは何か?と考えると
・タバコがなくなる事でイライラしなくなる(ニコチン切れはほんと大変)
・タバコ臭くなくなる
・お金が増える(月に1万円くらい)
・彼女にほめてもらえる
・健康になる
でした。どう考えても得なのですよ。これ。
あと、計算してみたら、タバコ吸うとと、1年間で10万円。10年間で、100万円くらいかかるのですよね。もし50年吸ったら500万円です。驚きます。
こうして冷静に比較すると、吸ってることが馬鹿らしくなってくるのですよ。ここが大事だと思っています。論理、言葉によって、「俺、何やってるんだろう?」みたいな状況にするのです。
●その行為が無い状況に自分を適応させる
この「馬鹿らしい!」という気持ちを心に抱きしめて、あとは、環境に適応させるだけです。
たしかにタバコがなくなることで、イライラします。しかし、それもここを乗り切ったら、もうイライラしなくて済むのです。だから我慢。
上司との会話も、タバコすわなくても全然大丈夫です。当たり前ですが。でも、タバコ吸ってる時は、自分に対する言い訳で、あたかもなければならないように自分をだますのです。怖い。
あとは、クリエイティブな印象とかも、仕事が途切れないので、結果、生産性もあがりました。なので、吸わない方がクリエイティブになった感じです。
私は、3日ほど大変な時期もありましたが、こう考えて、10年以上吸っていたタバコを止めることができたのでした。
タバコって習慣なので、ニコチン不足とかいった体への影響よりも、認識とか心を操作することによって対応できるものの1つなんだと思っています。
●環境としてのタバコの変化
ところで、タバコの広告って、新規獲得のための広告じゃなくて、既存顧客のリピートを維持するための広告だったと思います。
広告 × 自動販売機 × 「格好いい」という価値観
が、タバコという文化を維持するためのメカニズムでした。
が、今って、広告の禁止(テレビは広告をできない)と購入制限と、タバコを吸う人は、自己管理ができない、みたいなカウンターによって、ずいぶんとタバコへの価値観が変化してるんだと思っています。
それはそうと、タバコすごい高いので、あれではおちおちと買えないんじゃないか?って思います。今だったら、私吸えないですもの。高すぎる。そんな訳で、タバコをやめたいと思う方は、ぜひトライしてみてください。
●首相ももしも禁煙したくなったら、ぜひ。
といってもストレスがすごいから、トータルで考えて、禁煙しない方がいいのかもしれません。。
追伸;ただ、今でもタバコ時々、吸いたくなるのですよね。もしも明日世界が終るって言われたら、私一本だけタバコ吸うはず。
タバコ、やっぱり美味しいんですよね。困った事に。あれ、習慣性が無かったらもっといいのに。。。
なんて書いていたら、数年ぶりにタバコすいたくなってきてしまった。
これは、言葉によって、物語が書き変わりそうになってる証拠ですね。困ったなー。
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