まとめと対談「Facebookページリニューアル」
●フェイスブックページが、3月3o日にリニューアル!
facebookのマーケティングカンファレンス「fMC」で発表された、「フェイスブックページが3月30日に強制リニューアル」というニュースに、今日1日で多数の情報・まとめが作成されました。
Facebookページのデザイン、完全リニューアル―タイムラインの導入・使用法を解説する
Facebookページの新タイムラインは重要なマーケティング機能「デフォルト表示タブ」を無効にする
【速報】デザイン変更だけじゃない!Facebookページのタイムライン導入情報詳細!fMCまと
Facebookの突然の一撃で、ソーシャルメディアプランナーは全滅か!!
さぁ!facebookページをタイムライン化しよっ…とその前に(注意点とNG行為)
これらの記事を元に、six1のヤスと福田が、この変化が何を意味するのか、急遽、ディスカッションを行ないました。以下はその記録です。
(ヤス)おい!聞いてくれよ!
大変だぜ!フェイスブックページの仕様が大きく変更するらしいぜ
(福田)おいおい。あわてるなよ。それがどうしたって言うんだい?
(ヤス) お前・・・みてないの?テッククランチ?
(福田) 見てるよ。当たり前だろ。朝から、マーケターの皆さんが騒いでたからね。実際、どうなの?この変更。
(ヤス) これは大きな変化だよ。
ウエルカムページが使えなくなった!
(福田) そもそも、ウエルカムページつかってないし。俺ら。それって別に大した問題じゃないんじゃないか?
(ヤス) それはそうだけど・・・
俺、作ろうと思ってたんよ!ウエルカムページ!
(福田) 知ってる。知ってる。良かったじゃん。作りはじめてなくて。
遅すぎたのが、功を奏した(笑)
(ヤス) まあね。でも、いままで、ウエルカムページの工夫とかで購読者をあつめてた企業は、大変だぜ!!
(福田) でも、まぁ、普通に考えると、普通の企業は困らないよな。周辺マーケティング会社の方は大変だけど。。
それよりも、本質的な意味を考えよう!Facebookのそもそもの意図はなんだと思う?
(ヤス) コミュニケーションのフラット化じゃないかな?
個人と企業を同一に扱うようにしてるわけだから。
(福田) 個人と企業が同一の扱い?でも、それは大手企業じゃ、実現不可能だよな。
IBMが一個人の扱いで、ポストするって、無理だろ。法人のブランド化。
●マークザッカ―バーグの真の意図とは?
(福田) マークが、単純に「いいね!マーケティング」にうんざりしていたっていうのもあるかもな。
(ヤス) そうだね。あとは、同時に法人向けに新しいインサイト(分析ツール)と広告商品の提供も発表されたみたい。
だから、フェイスブックとして広告の売り上げをあげるために、オーガニックでやれることの領域を狭めたってことだと思うな。上場も控えてるからね。
ユーザーにはプラスになるから良い変化だしね。グーグルと同じビジネスモデルをもっと強くしようとしてるのだと思うよ。
※オーガニック=お金が発生しない領域のこと。SEOでいうリスティング以外の通常の検索結果をさす。
(福田) まぁなー。基本的に、短期的な成果を上げるマーケティング会社っていうのは、ギミック的なことをせざるを得ないからね。。
(ヤス) 個人も企業も、ちゃんとコミュニケーションしてください。でも、それ以上にファンを獲得したい場合は広告を購入してください。広告ならば、時間や手間をお金で買う事が出来ます。というマークのメッセ-ジなんだろうな。
(福田) Facebookページはコミュニケーションが大事っていうのはわかるんだけど、やってて思うのは、ここほどコミュニケーションがしづらいところもないよな。
例えば、1000いいねとかもらった先日のエントリーも、Facebook ページだと、全然コメントないからな。あと、Facebookページへのいいねが、何を意味しているかまったくわからないよな。
(ヤス) わかりづらいよな。
(福田) 企業側は、潜在顧客ゲット!っておもっているけど、ユーザー側はブックマーク程度。それどころか、拍手みたいな感じ。「がんばっとるね」ぐらいのイメージ。その温度差は可笑しい。
Facebookページのいいね数を目標にがんばっている人達は一杯いるけど、それがどのような成果を生み出すかに関しては議論されてないのだろうな。
(ヤス) 今回のリニューアルの狙いもそこにあるのだと思う。画像でビジュアルの表現力をあげたのも、「私たちはこういう企業です。ぜひ、ファンになってください」みたいな事を志向してるんじゃないかな?
(福田) でもさ、それでファンになっても、結局意味がわからないじゃんか。例えば、メルマガはわかりやすいんだよ。案内を受け取ります!っていうことだから。「いいね!」は、関心を現すのか、継続的な情報を得たいのか、わからんな。
(ヤス) 「いいね!」って沢山されても意味ないからな。直接的には。
それが生みだすのは、「継続的なコミュニケーション(ウオールへのポスト)」のパーミションなんだけど、ただそれだけだとエッジランクに遮られて、ウオールに出るとは限らない。だから、約束できない、というのもあるよな。ウオールにでるかどうかは、そのあとの努力次第なのだから。
「いいね!」は始まりでしかないのよ。
(福田) 継続的なコミュニケーションという理解もしてないし。普通のいいねは、単なる賞賛だからな。そもそも、普通のいいね、とFacebookページのいいねの違いがあまりに不明確。エントリーへのいいね!と、ページへのいいね!は全然質が違うのにね。それが根本的な問題だな。
●フェイスブックマーケティングは、これから、どうしたらいいのか?
(福田) 今回のリニューアル、Facebookマーケティング会社の人達は、悩んでいるだろうな。Facebookのウエルカムページコンサルとかね。大変だぜ。
(ヤス) そうだね。ただ、これってリニューアルというより、原点回帰なんだけどな。
大手企業は大変だよー。数年前にメルマガの企業利用が流行した時もこうした事はあったけど、フェイスブックの方がリアルタイム性高いからな。ユーザーとの直接的なコミュニケーションってホント難しいからね。
対応が悩ましいはずだと思う。
(福田) そだな。まずは、俺らも上部にだす写真考えるか。
それと、メッセージが届くのはいいことだよね。コミュニケーションとりたいし。
あと、タイムラインになって、気づいていなかったコメントを発見できたよね。コメントいただいた方々、レスがなくてすいませんでした。
(ヤス) 逆にいえば、個人と企業の志が、一致してる人は有利だよな。
思ってることをそのまま書けばいいのだから。でも、個人アカウントでやるのは嫌だな、という人のために。オンとオフの顔を用意しました、という感じなのだろうか?
実名制の上に、バーチャルな組織とかブランドを立ち上げられるようになるってことだし。だから、今、俺らがやってるsix1みたいな動きにとっては一番便利なプラットフォームだしな。フェイスブックって。
(福田) まぁなー。何をやっているかを告知する意味でね。
(ヤス) 以下は、テッククランチにあったアドバイス。
- 魅力的なカバー画像を選ぶ
- パンチの効いた基本情報を書く
- いちばん重要なアプリを先頭に表示する
- トラフィックを集めそうな記事は「トップに固定」機能を利用する
- 運営者あるいはファンにとって重要な記事をハイライトする
- 古くなった投稿、荒らしや誹謗中傷など不都合な投稿やコメントは管理者権限で削除する
(福田) 結局、何を告知するのかが不明確で、どのように告知するかだけが問われていたからなー。
何を告知するのかという原点回帰じゃない?
(ヤス) 大事なのは 「誰に、何を、告知するのか?」だよね。ただ、いままでは、「どうやって」にあたる、フェイスブックという手法だけが先行してたからね。
(福田) とりあえずいろいろチャレンジしていこうぜ。
(ヤス) そうしようぜ!
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