ビジネスで大事な事はすべて求人広告で学んだ。
同僚が、転職をしてプロモーションとかブランディングの仕事をするという。
「やっさん、オススメの本教えてくださいよ」といわれたので、いくつか本を推薦しようと思っていろいろ思い返す。
が、なかなかこれ!という 本が思い当たらない。「あれれ?沢山本読んだんだけどなー」と思っていたら(一応コトラーだとかブランド戦略だとかの本は沢山ー読んだ)、思い当たる事があった。
僕が大学を卒業して、一番最初にやった仕事は、求人広告の営業職だったのだけれど、そこでの経験が、実は一番活きているようなのだ。
求人広告って、
●誰に
●何を
●どのように
伝えたら、個人も企業も双方がハッピーになるか?を考え、企画し、表現に定着させ、その後の活躍をモニタリングする仕事だ。そのオーダーをいただく企業さんを見つけて、説得するのも大事な仕事なんだけど、受注をいただいてからの納品の方が大事な仕事だ。
具体的には、以下のような事が大事になっていた。
●適当な事を書いてしまったら、企業側はもちろん、個人の人生に多大な迷惑をかけてしまうため、適当なことは言えない。具体的なファクトを探し出すのが大事。
●その前に、どういう人がその会社に入ったら、活躍し得るか?どういう指向性の方ならば、会社に馴染むか?という事もすごく大事になるから、企業側へのヒアリング(調査)は結構緻密にやる事になる。
●そのクライアントが(採用上の)競合他社と比較して優位性を作れるポイントはどこかを徹底して探す。
●その差別化ポイントを、転職者の立場から見直し、入社ベネフィットに落とし込んで、それを表現として定着させる。
●採用が成功してからも、その方がちゃんと予定通りの活躍をしているか、また、その方自身が満足してるか?という事も調査をする。
●クライアントの成長に合わせて、採用する方のスキルレベルとかはチューニングしていく。つねに毎回見直す。
こうした事って、プロモーションやブランディング領域で行ってる仕事のミニマムなサイズの仕事だ。だから、リスティング広告やWEBのバナーや、グラフィックやTVCMを作る時だって、同じような考え方は役にたっている(SEOだけはちょっと特殊かな)。
それと、プロモーション系の仕事は大きめの案件になると(TVCMやるとかの規模をイメージしてる)、年に1回とか2回しかないのだが、求人ではそれを、毎月毎月10も20も実施する。こうした場数ってとても大事だ。
営業を辞めてから異動後も、いろいろ本を読んだのだが、一番役立ってるのは、この現場で実体験した事なんじゃないかと思う。WEB業界に求人ビジネスをやられていた方が多いのは、こういう事も理由の1つなのかもしれない。
そんな訳で、若。本は別途オススメするが、求人領域で学んだ事は、これからもずっと活かせるはず。転職先でも大成功を、祈る。
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