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”人に好かれる”36の実践テクニック〜ホイチョイ版「気くばりのすすめ」


”人に好かれる”36の実践テクニック〜ホイチョイ版「気くばりのすすめ」 | six1ブログ
この前、あるホテルに泊まりました。

チェックアウトする時に、そこで使われていたグラスがとても気に入ったので、「どのメーカーですか?」って聞いたら、グラスの入れ替えをしてるタイミングで、ブランドがすぐにわからないと。結果、そのグラスを1つプレゼントしてくれました。プレゼント自体も嬉しかったのですが、その時の伝え方、気遣いがスゴく良かったのです。

「グラスをお渡しいたしますので、大変お手数ですが、同じものをお求めいただけないでしょうか」

と、プレゼントしてくれたのです。私に、「グラスをもらった」という引け目を感じさせない、とても上手な伝え方だと思いました。もちろん、そのホテルのファンになりました。

気配りって、大事だよなーと思っていた時に見つけたのが、この本です。

 

あのホイチョイがまとめた、「戦略的おべっか」の本です。これ、僕にすると、人に好かれる具体的な方法論が書かれていました。例えば、こんなエピソード。

相手に自分を印象づけて歓心を買おうと思たら、わざとアポイントに遅れていいのである。「2分遅れます」という電話を入れ、その通りにわざと2分遅れて、相手に覚えてもらうのだ。秀吉が、三成が生きていれば、きっとそうする。それが、「戦略」というものだ。

全体、こんな感じで、いかにテクニカルに相手に好印象を与えるか?というのが紹介されています。

こうしたノウハウですが、基本は、あの電通の営業が実践していたノウハウが元になってるということです。私も電通の方は何人か知っていますが、やはりスゴいと思います。ある方は、アポイントなく飛び込みで受付まで来て、

「大阪から来ました。電通の○○です」

というのですよ。普通はそういうアポイントって出ないのですが、あの天下の電通さんが、わざわざ大阪から来てしかもノーアポイントだったら、会わない訳にはいかないと会いました。まあ、聞いてみたら、大阪出張で、時間があいたので、ビルの上から飛び込みしていた、という事だったのですが、伝え方一つでスゴいサプライズになりますよね。

話横道にそれましたが、この本、こんな調子で、使えるノウハウがほんと載ってます。何がいいって、こうした行為って、「なんか嫌だなー」ってなりがちじゃないですか。このブログ一緒にやってる福田は、ぜーーたいにやりませんね。こういうの。

ですが、その嫌さを解消するように、「そんなこと気にせずにどんどんやれ、やった方がお互いを幸せにする」という哲学で最初から最後まで突っ走ってる。だから面白い。役立つ。

周囲の人から、頭一つ抜きん出ようと思う方は、是非、読んでみてください。ほんと有効な本だと思います。

例えば、こんなテクニックが紹介されてます。

 

●安物の同じボールペンを必ず2本持ち歩く。

〜相手に貸しをつくるのがビジネスの秘訣。2本もっていたら相手に申し訳ないという負担をかけずにプレゼントできるからよし!

●接待の席には、相手の家族向けのおみやげを用意する。

〜何度かいただいたことありますが、家族や彼女が喜ぶのですよね。結果本人の株があがる。とても上手なおべっかです。ほんと。

●宴会のために揃いのハッピをつくる。

〜これは、ぜひやってみたい。宴会が、盛り上がった印象になりますよね。私はこれを用意して接待をしてみたい!

●口がさけても逆説の接続詞は口にしない

〜これ、営業面では大事ですよねー。人は誰しも肯定されたいもの。「おっしゃる通りです」といった上で違う意見いった方がいいですからね。

 

なんていうのが、36も載ってます!
30分くらいで読めるけど、一生使えるノウハウかもしれません!

 

 

 

カルチャー , キャリア , ビジネス

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Written by 鈴木 康孝

エン・ジャパン株式会社設立時から、コミュニケーションやプロモーション領域を担当。ブランドコミュニケーション室長、プロモーション本部長を歴任し、現在はディレクター。横須賀生まれの阿佐ヶ谷在住。今年の目標は、お酒と上手に付き合う事(飲みすぎない)。尊敬する人、村上春樹さんと永井均先生。HUNTER×HUNTERの再開を何よりも楽しみにする39歳。

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