あの上場企業の「初年度売り上げ」は”いくら”だったか？
お久しぶりです。やすです。
ブログは１年以上ぶりなんで、久しぶりすぎでこのブログのIDとパスワードも忘れてしまってました。
さて、私たちシックスワン。起業をして、半年が経ちました。
今日は、たまたまコワーキングスペースで仕事してるので、ちょっとスタートアップ風。が、まあ、いってみると、アラフォー近い二人が、おっさんバンドみたいに起業した私たちです。
半年経って、なかなか思うように出来て無い事があったり（当初計画していた自社サービスとかブログ)、その一方で思った以上に上手く行っていること（トートバックが好評）もあったりしてるのですが、今日、ふと、世の中で成功した企業の初年度の売り上げは、どれくらいなんだろう？という疑問が浮かびました。
目論見書とかみても、設立初年度の数字って出てなかったりするので、上場社長のインタビューをメインにいくつかの会社の初年度売り上げをチェックしてみました！（もしも間違いがあったりしたら、ぜひ教えてください）
まずは、サイバーさん！
◎サイバーエージェント
初年度初の決算売上高2,000万円は、翌年1999年には一気に 4億5,000万円となりました。2,000万円の赤字ではありましたが、当社設立から丸2年後に東証マザーズに上場を果たしたのです。その記念すべき日 は2000年3月24日、当時の私の年齢は26歳でした。
2000万円が、２年目で4億5000万円まで急増してるのが、スゴい。その後の成長は皆さん、ご存知の通りです。
あと、サイバーさんの上場時で思い出すのは、堀江さんのオンザエッジ。先日、『ゼロ―なにもない自分に小さなイチを足していく』を読んで、感動したところなのですが、そのオンザエッジの初年度の売り上げは？というと
◎オンザエッジ
今年の4月に東証マザーズに上場を果たしたオン・ザ・エッヂ。しかし当の堀江氏は上場した時、特に感動などはなかったという。エッヂは堀江氏が東京大学文学部在学中に創業したいわゆる学生ベンチャー。しかしただの学生ベンチャーではない。初年度から売上は3600万円。その後も事業は順調に伸び、今年4月に堀江氏は27歳の若さで上場社長となった。
ということでした。堀江さんの本『ゼロ―なにもない自分に小さなイチを足していく』、すごく面白いので、オススメです！
本と言えば、先日『ビジネスマンは35歳で一度死ぬ』を出版された鉢嶺さん率いるオプトさん。
◎オプト
最初は一人で会社を興すが、資本金は300万円。顧客もなく、収入の見込みがなかったため、起業後１年は無給を想定していたという。「この読みは当たり、会社設立後1年２ヶ月間は無給でした!（笑）でも、最初からうまくいくとは思っていなかったので、収入がないことを前提に節約するよう心 がけました。例えば、近場の営業は自転車を利用したり、１階に応接スペースのついた家賃8万円のワンルームを事務所にして、無料で接客スペースを確保した りと工夫しました」しかしたとえ無給でも、かつてないほど充実した日々を送ることができたと、鉢峰さんは当時を振り返る。コスト意識を強くもったことで、初年度売上げは150万円だったにもかかわらず、赤字は150万円以内で抑えることができた。
一部上場されたオプトさんも、初年度の売り上げは150万円ということです。月の売り上げが、10万円ちょっとということです。こうした事実を知ると、成長速度のスゴさに驚きます。
次は、知人が関係していたので、上場した時、すごく嬉しかった、フォトクリエイトさん。
◎フォトクリエイト
初年度は、現在弊社取締役の田中と小松もシステム開発の部分で協力してはくれましたが、会社員と兼任状態。イベントの写真をフォトグラファーが撮影 して、販売するというシンプルなビジネスモデルですから、簡単に立ち上がるものだと思っていたのです。が、なかなかうまく進みません。で、食っていくため に私はネット広告のコンサル仕事を始めるんですね。ノウハウがかなりたまっていましたから、いろいろお声をかけていただき、初年度はそれだけで6600万 円の売り上げが立ちました。
初年度の売り上げ6600万円。ただ、その数字は、コンサルの売り上げだったということで、その後、フォトクリエイトに集中されることになるようです。それが成功の第一歩だったのでは？詳細はインタビューで！
次は、最年少IPOでも有名なリブセンスさん。
◎リブセンス
創業前、初年度年商7000万円、2期目3億円というやたら右肩上がりの計画を立てていましたけど、1年目はまったくだめでしたね。<中略>初年度年商500万円が、2期目には7000万円へと大幅に増加しています。
初年度がどうこうよりも、計画実現をしっかり２年目に達成してる点が、スゴいです。
次は、こちらの企業さん。
◎ソケッツ
起業コンセプトは｢人の気づきをつなげたい｣です。原点は中学３年生の夏休みに見た｢LIVE AID｣。アフリカの腹ペコの子供たちを救うために何百万もの人が集まる事に感動しました。起業当時は着メロバブルで初年度から売上は１億円でしたが、そこで勘違いをしてしまいました。アメリカ、中国展開と身の丈以上に事業を広げ、ユーザーとの向き合いを疎かにした結果、ある日、サイトにもの凄い障害が起きて一気に会員が減少しました。それから原点回帰で、人の気持ちをつなげるためのデータベース開発やサービス開発に注力しました。
私はあまり存じあげてなかったのですが、初年度から１億円の売り上げってスゴいですね。「それで勘違いをされてしまって方向転換」というのも、なんだかわかる気がします。
次は、ウェブクルーさん。個人的に、グーグルの検索結果広告を日本で一番最初に出された会社じゃないか？と思っています。
◎ウエブクルー
設立初年度の売上高は6億600万円。この数字が、2011年9月期には112億8367万円にまで成長した。不況下でも毎年120％～140％の業績拡大を続け、過去最高売上を毎年更新している。変化の激しいインターネット業界においては、非常に稀有な数字だ。目覚しい成長の要因は、豊富なデータベースを活用し、マーケットの動向に合わせたサービスを次々と生み出せるビジネスモデルにある。
スゴい金額です。驚きました。マーケティング力がスゴいって事なんだと思います。
さて、最後にインタビューはみつからなかったのですが、
ソフトバンクの初年度売り上げは、８億円
だったとか。やはり、スゴい。
もちろん「ビジネスモデルや戦略次第なんで、初年度の売り上げだけみてどうこう」という事は無いとは思います。が、初年度から、大きな売り上げを立てられる企業はやはり、すごいなーと思います。
それって、世の中へのインパクトに他ならないからです！シックスワンもがんばらないと。
ということで、これからボチボチブログの更新も再開していこうと思います！
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