「情報の偏食時代」とEdu x Tech
※ なんとなく雑文。すいません。
● ソーシャルメディアで流通する情報の偏り
多くの人にとって、様々なニュースを手に入れるのは、ほとんどがTwitterやFacebookのタイムライン上になっているのではないでしょうか。
ソーシャルメディアだけでも、処理できない位の情報が手に入りますし、大概のニュースを、ニュースメディアに見にいくことなく知ることができます。これってすごいことですよね。
でも、届く情報といえば、Twitterは「興味が近い」人をフォローしていて、Facebookも同じ活動圏のリアルな知人とつながるわけだから、結局自分が好きな・興味ある情報ばかりが集まってしまうことになります。
「得られる情報の量は圧倒的に増大しているけど、情報の多様性は無くなっている」、というのが、現在の状況なんだと思う。
特にグノシーなどのメディアは、興味関心のある情報ばかりを集めることで、情報の偏食がすごいスピードで助長されることになります。
その状況で、全体的な俯瞰ができるようになるためには、膨大な情報に触れて帰納法的に身につけるしかなく、それはとても難易度が高いのではないかと思うわけです。
● 情報を俯瞰的にみる重要性
最近、実際に書店に足を運ぶことが多くなってます。
本が陳列されている物理的なスペースをみるだけで、いま何が注目されているかがわかるし、アマゾンが中心になって以降、雑誌を手に取る機会が減ってたので新しい雑誌をみるだけでも楽しい。
改めて、雑誌を手にとって思うことは、「ある話題に関して包括的に理解することができる」なっていうこと。今回のBRUTUSの小津安二郎の特集とかも面白かった。あっという間に小津安二郎さん、ファンです。w
インターネットの情報というのは、基本的にはURLと同じで、それぞれが独立していて、連続性が非常に少ないし、情報の提供側も、アクセス数のアップを考えると「人気が高い鉄板ネタ」が選択されて、同じような情報ばかりになっちゃう。
ということで、普通にソーシャルメディアを利用しているだけでは「興味のある情報」の偏食状態が続いてしまい、本来理解のために必要な「興味のない情報」も含めた、ある事柄に対する網羅的な学習っていうのは、インターネット上で行うのは難しいってことなんじゃないかなって思う。
● GoogleとFacebookが届かない領域
インターネット上では、結局好きな情報ばかりを得てしまうっていう状況があって、これを解決するには「ソーシャルメディア」では難しいということになる。「検索」でもそう。興味が無い情報は検索しないしね。
となると、検索(Google)とソーシャルメディア(Facebook)っていうのは、教育においては主たるプレイヤーになりえないっていうのは、すごく重要な話だと思う。
となれば、EduTECHという呼称とともに、注目が集まっているのも納得。
もちろん、利便性を高めるといったメリットもあるし、何かの解法といった形の「個別の教育」提供もあるのだけど、書籍や雑誌の特集のように、学習のためには、興味がある分野だけでなく、興味が無い情報までの提供する、というところにも大きな空白があるんじゃないかなって、改めて思うわけでした。
教育ベンチャーの mana.boとか頑張って欲しいな。
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