なぜ、スナップチャットは、若者に人気なのか?
おめでとうございます。インターネット耳年増のやすです。
良く名前聞くし、サービス概要は知ってるけど、使った事ないサービスやアプリってありますよね。
そんな中の1つが、スナップチャットです。
アイコンかわゆす
Snapchatとはフォトメッセージアプリケーションで、写真や動画の撮影、テキストや絵の追加、受信者が設定したリストへの送信ができる。そして受信者が写真を閲覧できる時間を最長10秒まで設定でき、その後は受信者の端末からも企業のサーバーからも完全に削除される(Wikipediaより)
あれです。
Facebookの3000億円の買収を断った23歳のCEO、エヴァン・スピーゲルが立ち上げた
あれです。
460万人分の氏名と電話番号がリークし、ネット上に晒された。
とついこの前話題にもなった、あれです。
米国では、なんだかティーンにとんでもない人気だとか。なんで、私もそろそろいじってみよう!と思って使ってみました。このスナップチャット。使ってみるとわかるのですが、本とシンプルに、
撮影した写真を送って、相手がみた写真が消えるアプリ
です。使ってみると、写真にコメントを書いたりできるので、
写真、画像を使ったコミュニケーションツール、フォトメッセージツール
ですね。
ただ、使ってみようと思ったのですが、まず、私の身の回りで使ってる人が本当にいないのですよね。まあ、海外での利用度も若年層が大半だおそうなんで日本でもそうなのかなー。40歳のおっさんはあまり使ってないわけですよね。
私のネットワークの中で、わずか1人だけ使ってる人がいた(私よりも年上の公認会計士の方)ので、その方と、何回か画像のやりとりをしてみました。使ってみると、「なるほど確かにまあ楽しい感じはするな」とは思うのですが、そこまで話題になるほど、熱狂的に使う理由はわかりませんでした。
でも、このプロモーションムービーをみると、使ってるシーンが非常にオシャレでなんていうか楽しそう。
なんで、このアプリは、「若者のためのアプリだ!」という前提にたって、考えてみようと思いました。ネットに対する若者心理の考察です。
結論から言うと、
10秒しか見られない。
この刹那感のようなものが、ティーン(恥ずかしい表現だな)のハートを捉えてるのではないのかなー、と。消えるということより、その瞬間しか見れないのがポイントなんじゃないかなーと思いました。
僕からしたら「ネット上に痕跡が残るのは当たり前だし、そういうもんでしょ」という認識があるのですが、これもよくよく考えてみると、おかしな話なんですよね。すべての電話が録論されていて、その履歴がもしかしたらシェアされるかもしれない、と思ったら、電話も使わないですからね。ある視点からしたらネットは、そういう存在なんだなーと。
だから、最大10秒しかこの世に存在しない、というのは、実は、「現実のあり方に近いあり方」なんだと思いました。ファミレスとかの会話って、録音とかされたくないですからね。夏の花火とかだって、あれ消えるからみんな見に行く訳ですしね。
ちなみに、このアプリが話題になった時、大人側からの問題として、「性的目的で使われるのでは?」というのがあったといいます。でも、この発想自体が大人側の発想ですよね。10秒で消える。ムフフ、となる大人の発想の方がエロです。逆に、若者は消したくないはずです!(自信を持って!)
この刹那な存在感という意味でいうと、あのオバケのアイコンは非常に優れてると思います。存在してるか、してないかわからない。でも、そんな形で、存在してるという意味で。だから、やっぱりあれは、消えるという意味でのオバケじゃないんだと思います。いるけどいない、そういう意味でのオバケ。
なんかそう考えていったら、スナップショットがティーンの心を掴む理由が分かる気がしました。むかーし、プリクラが流行った時に
「この人達はきっと自分達の若い時を保存したくて、沢山写真とってるんだろうなー」
って思ってみていました。が、今は、逆に、写真は保存されまくるし、ネット上でのコメントもたーくさん残ってる。忘れる事の方が難しいくらい、あらゆる行為が保存されてしまう状況がある。だから、保存と記録を嫌い、瞬間だけに存在しようとしてるんじゃないかなーと。
ネット上で安心して話せる場所、悪ふざけが出来る場所みたいなイメージ。フェイスブックが出てきた時に「クローズな場所」という言い方がされましたが、スナップチャットは、「もっともっとクローズで瞬間的なコミュニケーション」なんだと思います。秘密の共有とか、私達だけの経験って、若い人好きじゃないですか。だから、きっとそんな感じで使われてるんじゃないかなーと。
そんな訳で、私の中でのスナップチャットは、こういうイメージ。
発想がおっさんですが。はい。
ネットサービスとひとくくりにするんじゃなくて、こうした若い人に受けてるサービスの事とか考えるのって、面白いですね。当たっていても外れていても面白い。
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